精密部品加工業
風速表示付集塵機導入事例
お客様のご要望
金属研磨により発生する粉じんを捕集するするため集塵機の導入を検討しているが、フィルタの目詰まりやダクト内の詰まりなど各種要因で適切に局所排気されない問題が生ずると困る。そこでダクト内部の風速(風量)を数値管理したいので風速表示器付きの集塵機が欲しい。
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導入事例
ダクト内の風速を監視できるよう表示器を取り付けた。
一般的にはフィルタの差圧を表示することでフィルタ目詰まりやフィルタ寿命を管理することが多いが、今回のように風速(風量)を表示することも可能です。
高性能サイレンサー施工事例
お客様の要望
作業環境改善のために集塵機を設置したいが、住宅地に隣接した工場であり排風機の排気音による騒音が気になる。夜間に運転しても近隣の迷惑にならないような高性能タイプのサイレンサーが欲しい。
施工事例
ファンの能力 7.5kW80m3/min
排風機の排気音は90dB(A)以上ももあり、筒状の一般的なサイレンサでは消音効果は充分でなく、70dB以下に抑えることは困難で騒音問題になるのは必至であった。そこで、当社独自の高性能タイプの防音構造により施工しました。
その結果、排気音は60dB程度まで消音されまました。
以下の用途で騒音で困っている場合はご相談ください。
- 住宅が近隣する排風機の排気音
- 集会場、会議室などの静音を必要とする場所での排風機の排気音
- ルーツブロワ等の高圧ブロワーの排気音
- 屋内等で作業者に有害な排風機の排気音
トップインレット型WP集塵機導入事例
中~大型集塵機ではフィルターを上から抜きタイプWP型集塵機が主流です。WP型集塵機では、集塵機上はフィルター脱着のため排風機を設置することが出来ず、また、排風機は大型化する傾向にあるので集塵機の横に排風機を設置するのが一般的です。しかし、集塵機脇に排風機の設置スペースが必要となるほかダクトも長くなってしまう問題が生じます。
そこで、今回設置した集塵機では排風機を集塵機の上部脇に設置しました。排風機の設置スペースを削減した省スペース型となり、従来に比べ15~20%設置スペースを小さくできました。
また、集塵機と排風機がダイレクトに接続されるためダクトの圧損もほとんどなくなり性能面も向上します。さらに、騒音の元となる排風機を屋根上に置くことで地上面の騒音も軽減されます。
スペースが限られた場所に設置したい場合には有効な方式となります。ちなみに今回の集塵機(排風機)の能力は処理風量80m3/min、出力7.5kWでした。
トップインレット型集塵機 |
一般的なWP型集塵機の設置例 |
塗装ブースに関する事例:小物用塗装ブース
小物用塗装ブース
防爆用蛍光灯を使用しているので火災の心配がありません。 | フィルタ-の目詰まりを差圧計で確認できます。 |
インバ-タ-を使用しているので塗装に合わせてファンの風量を調整できます。 |
フィルター交換が簡単にできます。
フィルタ-押さえ枠を手前に引き取り外します。 | |
フィルターを手前に取り出して交換できます。 |