腐食
サイクロン集塵機入れ替え事例
研磨工場のサイクロン式集塵機が老朽化したので更新しました。
更新年月:2016年10月
- 送風機1973年製 サイクロン1990年製
- 風量 400m3/min
導入前
以下の問題を抱えていました。
- ダクト、サイクロン共に錆びて多数の穴が開いており、空気漏れがたくさんある。
- 粉塵取り出し扉の空気漏れがあり、捕集した粉塵が外部に漏れている。
- 送風機のベルトのスリップがあり所定の回転数が得られていない。
- 送風機のバランスが崩れており、振動、騒音が大きい。
- 実際に(フードにて)風量を測定すると240m3/minしか出ていなかった。
- それにより風量不足となり、研磨作業の作業環境が悪くなっている。
- 37kW送風機を使用していた。
↓
導入後
- 新規のサイクロン、ダクトおよび送風機に全面リニューアル。
- 送風機はコストの都合上30kWに変更したが、圧損計算を行いダクト径や経路の適正化を行うことで、据付後に測定したところ430m3/minと十分な風量が得られた。
- 送風機の騒音、振動も低くなりました。
- 研磨作業に適した風量が出るようになり、作業場での粉塵の飛散が軽減されました。
溶融亜鉛メッキ仕上集塵機導入事例
WPシリーズは使用状況により溶融亜鉛メッキ仕上げで製作出来ます。
パネル工法で大型の集塵機も製作可能です。
溶融亜鉛メッキ工場での局排装置の集塵に納入実績があります。腐蝕対策に効果があります。
製作例
型番 | WP-192L12HD |
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フィルター面積 | 364m2 |
幅 | 6000mm |
奥行 | 2000mm |
高さ | 7600mm(上部手すりを除く) |
用途 | 溶融亜鉛メッキ槽局排 |