あるお客様の悩み
鋳物工場で鋳型に注湯した鋳物を工場内で放置した状態で冷却しているため、工場内に熱が放出され、工場内の温度が上がり夏場になると作業者が熱中症になって困っていた
工場内の温度が上がらないように、鋳物の熱を遮断しながら排熱する方法を考案しました。
改善方法
- 断熱性のよい耐熱パネルで囲う。
- 室内に熱が溜まらないように、排気装置で排気。
- 鋳物台車の出し入れの作業性を考慮して扉は入口・出口の2箇所設置。
- パネルに台車をぶつけて破損しないようにガードを設置。
以上の4点に留意して設計・製作を進めました。
結果は下の写真の通りです。
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